Writer by:RAY
昨今高まる副業熱にライターを選ぶ人も多くいるのではないでしょうか?
どこでも手軽にできて、情熱を文章にするという仕事は簡単?難しい?
様々な疑問が出てくるかと思います。
専業でやれるのか、はたまた副業やアルバイト感覚のほうがあっているか・・・
ずばり筆者の友達でもあるライターさんに伺っていく企画第一弾!
深掘りしていくぜ!
最後まで見てくれよな!
結論
・好きなことで生きていく!をyoutube以外でもできる!
・自分がやりたいゲームを買ってもらえたり、先行プレイができる!
・働きすぎることもあるが逆に働かなくてもいいということもできる!
・専業でするのはおすすめしない!副業をしながらやるべし!
・場所を選ばず仕事ができる!
ゲームライターとは
よくゲームライターと海外の人にいうと、ゲームのシナリオライターと間違われることがありますが、日本ではゲームメディアに投稿する人のことをゲームライターと呼びます。
余談ではありますが、英語では Videogame Journalistが正しいそうです。
ゲームのいろいろな視点で文字に起こしていき、または昨今は動画にしていくことでゲームを世に広めていくというお仕事。
ゲームにかかわる仕事は、ゲームクリエイター、プロゲーマー、そしてゲームライターが一番メジャーになってくるかと思います。
ゲームライターの紹介
本日インタビューに答えてくれたゲームライターの紹介になります。
名前:みお
所属:フリーライター
よく投稿するメディア:IGN Japan、Game*Spark、RUGs
得意なジャンル:シューター、クラシックゲーム
ライター歴:二年目
年齢:23歳
きっかけ
本日はよろしくお願いします。
早速なんですが、ゲームライターを始めるキッカケを教えてもらってもよろしいですか?
よろしくお願いします。
元々高校を卒業したあとにフリーターをしていましたが、やめてしまい、その後どうするかなーと考えていました。
ゲームが好きでゲームのコミュニティにも属していたんですが、そこにゲームライターさんがいてやってみたらということでまずはウェブサービスのNOTEに書いてみてました。
その後、ゲームウェブメディアのGame*Sparkが募集をしていたので応募してみて、編集部の人からGame*Sparkに掲載するつもりで一つニュース記事を書いてみてくれませんかと言われました。
そしたら見事合格ってことですね!
そうですね。
もともとGame*Sparkは人でもたらなさそうだよというGame*Sparkで書いているゲームライターさんの情報もあったので、Game*Sparkを選んでみました。
余談ですが、応募したときに落ちたらどうしようなどの不安はなかったですか?
当時は実家ぐらしで、バイトも辞めていたので受かったらいいな!って程度にしか考えてませんでした。少し軽い気持ちでしたね。
受からなかったら別のバイトでもいいかなーって感じでした。
このときはゲームライターになるぞなんて思ってもいなかったですね(笑)
編集ではなく、フリーライターを選んだ理由
編集に就職ではなく、フリーライターを選んだ理由って何かあったりするんですか?
もしくはこれから編集に行く予定や近い未来に目指していたりしますか?
考えてもなかったですし、今も考えてないですね。
そうなんですね、仕事の内容とかあまり変わりがなさそうに見えますが・・・・
意外と違うこともあったりするので求められるものも違ったりしますね。
なるほど、素人目には意外でしたね。
あとは、私自身が固定せずにどこのメディアで書いても楽しいって思ってるところが大きいかと思いますね。
どちらの編集の人たちともいい関係を築き上げているので、それを崩すのはもったいないと感じてます。
人が好きなのも大きいですね!
多くの人と触れ合うにったりするにはいいかもしれないですね!
ゲームライター後のキャリア
ゲームライターを年々こなしていき、転職することもあるかと思うんですが、その次のキャリアなどはあったりしますか?
ゲームの製作者側に行く人もいます。
少なくともゲームライターはゲームのことを詳しいため、一般的な人よりもゲーム会社親しい存在ですからね。
私の知り合いでもゲーム業界に入社した人もいます。
ゲームライターだけで終わるだけでなく、ゲーム会社にも行けるというのは未来がある職業ですね。
あとは編集部にも入れる感じですか。
そうですね。そういう人もいますね!
みおさんはどうですか?編集部に加入したいなってい考えはありますか?
自分の能力で給料が多くなるならそっちを選択もありますね。
でもゲーム業界には別に入りたいとは思わないですがゲーム業界行く人もいるけど、自分はあんまり考えたことないですね
ゲームライターになるためには
では、ゲームライターになるための必須条件みたいなのがあったら教えてください。
ジャンル、ゲーム会社、ハードなど様々なものがゲームもありますが、一つに特化することが重要だと思います。
え!以外でした。
幅広いジャンルに特化した人がゲームライターになるかと思ってました。
では、eスポーツゲーマーのほうがゲームライターに向いていると?
とにかく深く掘って語れる人が重要なので広くてもいいのですが、どこまでゲームのことを掘り下げられるかということですね。
そういった意味でもeスポーツゲーマーは向いているかと思います。
幅が広いと、他の人に記事を任されてしまうためにってのもあります。
なので特定の好きなジャンル、ゲームに情熱や愛を持っている人が必要になります!
なるほど。
ではゲーム面のところはわかるのですが、今度はライター面のことを聞きたいのですが、「私国語能力低いので・・・」っていう人でもゲームライターにはなれますか?
正直、極端に下手ではなければ問題ないです。
逆を言えば極端に下手な人は難しいって感じですね。
やっていくことで成長もしますので。
応募の条件にもよりますが。
2年目のみおさんですが、編集部へ持ち込んだときに修正や直しがありますか?
あります!
おそらくどんなベテランの人でもあります!
基本的に直されるのがある程度前提にありますので、指摘されることが悪い事と捉えないほうがいいですね。
編集はライターが踏んだアクセルを止めるブレーキ役と考えて、記事は編集と一緒に作っていくというイメージでやっていくといいです。
編集はライターとの二人三脚で記事を完成させるという意識で書いて投稿することで仲間意識を高めていく事が重要だと思います。
ありがとうございます。
他はどうでしょう。
ゲームライターに限りませんが、フリーランスであれば確定申告などができるように覚えておくといいですね。
今だとアプリとマイナンバーカードがあれば、簡単ではないですが、前よりも楽にできるようになったらしいので。
開業届などの役所周りの書類は必須になりますね。
税金控除額も白だと10万円ですが、青色申告だと65万円ですからね!
仕事内容
では、次は仕事の内容をざっくりと教えてもらってもいいですか
海外国内問わず、様々なニュースネタを基に記事を完成させていきます。
あとは特集記事を書きます。
具体的には発売したゲームのプレイレポートやレビューなど、特別に旬じゃないけれど情熱を語れるようなものに対してのおすすめ特集記事、ハードウェアの宣伝PR記事を書きます。
まだ多くはないですが、ゲームクリエイターなどへのインタビューもあります。
取材などあるイメージですがどうですか?
そうですね、取材も現在は関東の済んでいるのでありますよ。
余談ですが、やはり関東在住がゲームライターには有利なんでしょうか?
やりたい仕事の種類によると思います。
ゲームの先行プレイ、ゲームイベントに行きたいっていう人は関東に住むことがおすすめですね。
勤務時間の長さ
フリーランスのゲームライターはどんな感じで働いているんですか?
やっぱり好きな時間に好きなだけゲームしていたり?
一日どれくらい働くか聞いてみたいです。
毎日平日にニュースを9時-13時まで書きます。
なのでニュースだけであれば、20時間は最低ラインで働きますが、それ以外にも特集記事を書きますので・・・
アバウトだと・・・?
実はアバウトにもわからないんですよね。
フリーライターの悪いところでセルフブラック労働してしまうことがあるんですよね・・・
件数をこなさないと行けないので、1日中書いてしまったり、気づいたら深夜になっていることもあったりと・・・
休みとの合間がなくなってしまうのが頑張り過ぎちゃうっていうのがありますね。
ちなみに、ゲームのクリアするまでの長さにもよると思うのですが、特集記事などはどのくらい書くことが多いですか?
記事を書くだけであれば5-10時間あります。
ですが、ゲームのプレイ時間や取材などもあるために、実際に1記事の特集記事を書くのはかなり長くなってしまうんです。
時給換算はめちゃくちゃ悪いですね・・・w
編集者の人達にも時給換算すると低いですが、ライターさんたちの頑張りで助かっていますとも言われましたねw
やりがい
ゲームライターをやっていて、他の人にもおすすめできることや、やりがいを感じたことなどってありますか?
自分が好きなことをしたりしてそれを書くのでお金がもらえるのはとても嬉しいですね。
私はクラシックゲーム方面が好きだったりするんですが、それを編集者に提案をすることでOKをもらえてお金がもらえたときはすごく嬉しかったですね。
あとはゲームをプレイする際にゲームを購入すると思うのですが、それを編集部の人達が負担してくれたりするのもやり甲斐になりましたね。
youtuberさんたちが好きなことで生きていくというテーマを掲げていましたが、まさにそれができているって感じがしますね。
そうですね、自分がやりたいことをやってお金をもらえるっていうのはモチベーションにも繋がりますね!
給料
言いづらいとは思うのですが、給料面も・・・教えていただいてもいいですか・・・
細かくは言えないですが、ばらつきがありますが毎月15万円は超えますね。
私はニュース記事を書いているので、特集記事やプレイレポートだけの人達よりも安定してるとは思います。特集記事やプレイレポートは時間がかかるので1日1記事を仕上げるのはとても難しいですから。
では、年収にすると200万円ちょっと超えるかなってくらいですかね。
そうですね。
ちなみに、今二年目っていうことですが、年齢が上がっていくと上る人もいますか?
そうですよ!
私は当初ニュース記事しかしてなかったですが、特集記事を始めましたが1ヶ月に1-2件だったのでこの給料ですが、年齢が上がっていくと経験も増えていくので編集者から「これどうですか?」と声がかかり必然的に件数が増えていくことである程度のところまで給料も増えていきますね。
もっと上げたいと思ったときに単価を上げたりも・・・?
そうですね、これからの課題は単価も上げていけたらって思っています。
メリット
前にフリーターをしていたってことだったんですけど、そのフリーター時代と比べてゲームライターってどんなことがメリットに感じますか?
もしくは、他の友達とくらべてもOKです。
最大のメリットは出勤をしないことですね!
まぁ今リモートで働く人も多いですが・・・w
私は出勤、通学がかなり苦手なのでだいぶ助かってますね。
あとは時間を自分が自由に配分できますね。
時間の融通をつけるのがフリーライターの特権って感じですね!
ただ、私の場合は時間の配分を考えるのが苦手でダラダラしてしまって費やしてしまうのがありますね・・・
他にはありますか?
さっきも出ましたが、好きなことでお金がもらえるっていうのは最高だなって感じてます。
たまに好きなことを仕事にすると好きじゃなくなるっていう人もいますが、私の場合はそうじゃなかったっていうのはメリットに感じてますね。
なるほど!
あとは先行プレイができるっていうのもメリットに入りますね。
みんなが知り得ないゲームの情報や体験を知ってるのはいいことですねw
誰よりも早くプレイをしたい、情報を得たいってのはゲーマーの本能的な部分があったりしますよねw
でも、逆に言うと私は死にゲーはあまりしないのに記事が回ってきて、何でですか?って編集者に聞くと他のライターさんがエルデンリングの情報は事前に耳にしたくないっていうものですから・・・って言われてしまい興味がない私に来ましたw
あまりにも期待値が高いゲームは注意が必要ですねw
みんなプライベートでやりたいってことですか!?
そうですね。
それもありますが、プライベートでやったあとに記事を書きたいって感じが強いみたいですね。
あ、あともう一つが今までプレイしてこなかったジャンルもプレイしてジャンルの幅が広がるっていのもありますね!
デメリット
メリットがあればきっとデメリットもありますよね・・・
さっきもお伝えしましたが、セルフブラック労働と給料が低いってところですかね。
フリーライターなので自分が頑張らないと行けないってのがあります。
始めた頃は月収4万でした。
実家暮らしだったのが幸いでしたけど。
労働に比例してお金がもらえるシステムはメリットでもありデメリットでも感じます。
他にもあったりしますか?
んーーー・・・
給料が低いが一番のデメリットってくらいですね。
好きなことで仕事をしているのでデメリットって言うのが少なく感じますね!
周囲の反応
ゲームライターになるにあたって、ご家族または周りの友人からの反応、賛成反対意見ってありましたか?
これが・・・特にないんですよね・・・w
昔から私が問題があったので、止められることも応援されたこともなかったですね。
ええ!そうなんですか!?
じゃあ友人からの反応は・・・?
あんまり友達に話していないですね。
そうなんですね。
じゃあ周りにゲームライターになるときは反応がなかった感じですか・・・
なかったですね・・・!
でもある意味、引き止められるみたいなやり取りがなくてよかったですね。
まだ一般的にはゲームライターっていう仕事の認知度が低いので、『私、ゲームライターになります!』って言ってもなかなかピンとこない人たちのほうが多いですからね。
もし、なりたい人がいたら周りの人がいたら騙してやりましょ!w
最後になりたいって思ってる人に向けて一言
最後の質問ですが、これからゲームライターをやりたいっていう人に向けて一言あったりしますか?
なるべく専業はおすすめできません!
メインの仕事をしながらの副業を強くおすすめします!
自分の好きなゲームをプレイしてお金がもらえるってのは、他ではないのでとてもおすすめです!
もし専業にするのであれば、個別に稼ぎ口を見つけるべきですよ!
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