writer by:RAY
まとめ
STEAMは必ずインストールはしておくこと。これがなければ始まらない事が多いです。
ゲーム改造やセーブデータの複製、トレーディングカードにコミュニティ機能までなんでもござれでいたれりつくせりなランチャーのため、必須と覚えておきましょう。
その次にxboxとエピックゲームズをインストールしておけば、世界で販売されているゲームの8-9割はカバーできるはずです。
それぞれの会社がそれぞれのゲームへのスタンスを示しています。自分がどのスタンスに合うかは色々試していきましょう。
はじめに
前回の記事で、ゲーミングPC購入の参考になったとおっしゃっていただけて、とても嬉しかったです。
そこで、次にゲーミングPCを手に入れたら、ゲームをプレイするためのソフトウェアが必要です。
ゲームを起動するために昨今では確実に【ランチャー】を使用します。
ランチャーとは「ゲーム購入や購入したゲームの管理をしてくれるソフトウェア」です。
企業が各々の思想を反映させていて、使いやすさは千差万別。
そのため、現状どれを使ったらいいのか、どういうふうにして使っていけばいいのかを紹介していこうと思います。
Steam

PCでゲームを始めるのであれば必ず必要と言っても過言ではなくなってきたランチャーの一つ。
ゲームを販売、管理運営しているvalveが提供しており、日本語化もされているランチャーです。
機能は多岐にわたり、登録者もあとに紹介するランチャーと比べて格段に多いです。
それは後日別記事で語らせてもらいますが、主な機能としては、「ゲームの販売、コミニティ、ゲーム管理、マーケット」があります。
他のランチャーと比べてサーバー安定、ゲームの種類の豊富さ、個人的ではありますが使いやすさなどはどのランチャーと比べても一番いいと思っています。
デメリットはほぼありません。(たまに挙動が不審になるくらい)
EPIC GAMES

超簡単に説明するとSTEAMの後追いで始めたライバル的な存在。
ゲームの数はSTEAMには劣るものの、STEAMのライバルとあって、こちらも様々なゲームの取り扱いをしています。
コミュニティやマーケットなどの機能はありませんが、STEAM一強の現状を一刻も早く打破したいと願い、隔週で普段は数千円するゲームの無料配布をしています。そのため忘れずにアカウントを作成し毎週ゲームをゲットしていきましょう。好きじゃないゲームでも、何らかの理由で流行って後で買う羽目にならないためにも・・・
ゲームの販売、管理以外はゲームを作るための世界的有名なエンジン、アンリアルエンジンを無料でダウンロードができるのはここだけなので、ゲーム制作をする人たちはこちらを利用している事が多いと思います。
デメリットは、「起動をしているとcpuの使用率がかなり上がり、ゲームのパフォーマンスを阻害してしまう」ことがしばしばあります。
XBOX GAMES

マイクロソフト社がXBOXのために作ったランチャーでしたが、XBOXを応用してできたのが『XBOX GAMES』です。
一番の特徴は「XBOX GAME PASS」です。1ヶ月900円近く払えば、XBOX GAMESに登録されているゲームが遊びたい放題になるというサブスクライブがあります。
もう一つは、月額1500円近く払うと実際にダウンロードしてインストールをしなくてもできるシステムのクラウドでゲームができるようになります。
もちろんゲーム単体でも購入することができますが、ライブラリがあまり使いやすいものではないのでゲームの複数購入は避けたほうがいいかもしれません。
最近は成長株のランチャーで、先ほど紹介したランチャーの導入率に追いつく勢いです。
デメリットは、「ゲームのセーブデータファイルの移動やゲームの改造(mod)ができない」ことです。
STEAMやエピックゲームズでは改造をして自分だけのゲームを遊ぶことが可能だったりするので、そこが気にならない方におすすめのランチャーになります。
GOG GALAXY

Good Old Gamesの略で、『The Witcher』シリーズや『Cyberpunk 2077』を開発するCD Projektの子会社です。
このランチャーの特徴は「各ランチャーをまとめることができる」という点です。
この記事で紹介している9割のランチャーをカバーしており、これ一つですべて起動できるのがとても嬉しいというランチャーです。STEAMなどの登録をしていれば、STEAMや別で買ったゲームをGOG GALAXYでも起動できるので、「エピックゲームズが悪さをしているかも・・・?」と思う人はこちらから紐づけて起動をしましょう。
デメリットは「重い」です。メモリの使用率がたまに跳ね上がることもあるので、必要がないときは落としておくことをおすすめします。
Amazon Games

アマゾンでもランチャーを通してゲームの販売をしているのは知っていましたか?
厳密に言えばですが、アマゾンプライム会員に登録した人、傘下のTWITCH社がサービス展開しているサイトで、ランダムではありますが無料配布されたゲームを管理したりプレイすることができます。
残念ではありますが、「任意で購入することができない」ところがデメリットになります。
ですが、無料配布されているゲームは主に有名なインディーズゲームなので、試しにプレイをしてみたかったものが永遠にプレイできることはとても嬉しいことです。
HUMBLE BUNDLE

海外のゲームメディアを親会社に持つHUMBLEBUNDLE。
主にゲームの販売をして収益を募金などの寄付に当てているゲーム代理店です。
HUMBLEBUNDLEは、サブスクリプションサービスがあります。毎月12ドルを払うと、アマゾンゲームズと同じでランダムですが、有名インディーズゲームから少し前に発売したAAAタイトルも含めた8本のゲームをセットで販売をしています。その他にもDRMフリーのものも一緒に販売をしています。
DRMとは、「Digital Rights Management」の略で日本語で言えば「著作権のために複製などの規制を設けている」という状態です。現在ではほぼどこのランチャーも取り入れていますが、HUMBLEBUNDLEでの一部のインディーズゲームはDMRフリー、つまり著作権のための保護がされていない状態でのダウロードができる状態でプレイが可能ということです。
そのDRMフリーのゲームをランチャーでまとめたものがHUMBLEBUNDLEのランチャーになります。
デメリットは、アマゾンゲームズと同じように「欲しいゲームが買うことができない」ところにあります。
Ubisoft Connect PC

フランスの大手ゲーム会社のUBISOFTのゲームをPCでプレイするために必ず必要になるランチャーです。
アサシンクリード、ウォッチドッグス、レインボーシックス、ファークライ、ゴーストリコン、ディビジョン、トライアルシリーズ・・・etc
他にも沢山のシリーズを抱えているUBISOFT。たとえSTEAMでUBIのゲームを買ったとしてもUBISOFT CONNECT PCが必ず必要になります。
ランチャーの成熟度も未熟なためにとても重いです。なので、ランチャーでゲームを購入するのではなく、ウェブ上で買うようにすることを強く推奨します。
ORIGIN(EA App)

アメリカの大手ゲーム会社のエレクトロニック・アーツのゲームをプレイするために必ず必要になるランチャーです。
バトルフィールド、APEXLEGENDS、the sims、FIFA、マスエフェクト、スターウォーズ、ニード・フォー・スピード、プラントvsゾンビ、タイタンフォールなど数々の有名シリーズを販売しており、それをまとめているランチャーになります。
UBISOFT CONNECT PCと一緒で、別のランチャーで買ったとしてもこちらのORIGINランチャーが必須になることがあります。自分がプレイしたいゲームが一つでもあるのであれば、ダウンロードをしてインストールをしておくべきでしょう。
最近はORIGINを廃止にして、EA APPという新しいソフトウェアに変更しようとしていますが、うまく噛み合っておらず、ORIGINで買ったものはORIGINでしか起動できないものもあるので注意が必要になります。
BATTLE NET

ゲーム会社でも数年前まではトップを走っていたアクティビジョン・ブリザード社のゲームをまとめたランチャーになります。
コールオブデューティ、ディアブロ、ワールドオブクラフト、ハーストーン、オーバーウォッチ、スタークラフトなどのシリーズを販売・管理をしているランチャーです。
ゲームの数は前述したランチャーと比べればかなり少ないですが、有名タイトルがかなり多くあるので、頭の片隅にでも覚えておくくらいでいいと思います。
デメリットは、「登録したリージョン(国)によりフレンドリクエストが送信できない」と言う点です。非常に面倒な手法を用いているため、国を超えてプレイする際には調べる必要があることもあるので気をつけてください。
Rockstar Games

世界で2番目に売れたGrand Theft Auto5を開発販売しているRockstar Games。
Grand Theft Auto、レッドデッドリデンプション、マックスペインなどのシリーズを販売・管理しているランチャーです。
先述したバトルネットよりも更にゲーム数が少なく、インストールの必要性はごく僅かに限られてくるのではないでしょうか。
多くのバグなどを抱えているのでかなり必要に迫られたときのみインストールを推奨します。
ゲーム自体もSTEAMなどのランチャーを使用すれば購入・管理ができるため、必要性はほぼ皆無だと思います。
その他
その他にも専用のタイトルをプレイするためのランチャーが様々あります。
マインクラフトやFF14、FF11などが例です。これらのゲームは、サイトから直接ダウンロードし、オンラインゲームなのでアップデートも自動でしてくれるという特徴があります。
デメリットはほぼないですが、多くのランチャーを使うためデスクトップなどのアイコンが多すぎる現象が・・・
最後に
ゲームのスタンスやプレイスタイルは人それぞれです。なので、必要があるランチャー・無いランチャーもあるはずです。
全部入れておけば間違いないのですが、アイコンの乱雑な姿を見たくないとか容量の問題も引き起こしやすかったりするので、『自分にあったランチャーをインストールをすること』が大事だと思います。
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